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フリーペーパーHoo-JA!公式BLOG。編集部の日常と取材裏話。新居浜と西条のスポット探訪。
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奇跡の1枚

お盆休み4日目。

15日深夜からから16日にかけて「ペルセウス座流星群 TOUR 2010」を決行。
昨日のマリリンブログに登場した、
「お盆の同窓会にいったら、他は全員既婚だった」という
「つぶやきクン」こと○ートネットワークM氏(独身)
15日の午後9時くらいに「流れ星を見に行こう!!」と急遽決まったのだが、
発案から1時間半後の午後10時半には、
集合場所に総勢6名が集まるというお盆のヒマ集団。

行き先はHoo-JA!Vol.142紙面で紹介した、
別子山は「森林公園 ゆらぎの森」から更に奥にあるヘリポート。

管理人さんの

「街灯りのない、漆黒の闇に満点の星空が…」

てなコメントも記載したので、実際に体験してみたかったのもある。

奇跡の1枚_c0136239_21385421.jpg
行き先はココ。これは以前の取材時に日中撮影。



ペルセウス座流星群の見頃は12〜14日ということで、
「1日遅かったか?」ということ、
新居浜市内は晴れてても、別子山が晴れてる保証はないこと、
また、初の夜間別子山、しかも人気(ひとけ)のないところ。
イノシシなんかの「ケモノ的」なモノと遭遇したら… とか、
お盆に行く深夜の山中、「霊的な現象」なんかあったら、それこそ…

と数々の不安材料はあったのだが、ヒマにまかせてツアーの決行。

道中のコンビ二に立ち寄ると偶然にもBGMでBUMPの「天体観測」が。




「なんか幸先よいスタート」と、勝手な妄想。

ここで、新居浜市関係者の皆様にお詫び。
今回は四国中央市の法皇トンネル経由での行き帰りです。
さすがに深夜の大永山経由は運転に不安がありました。
R11も空いてたし…、ゆらぎの森って割と東側だし…



深夜0時頃、現地到着。
既に現地には松山から直行したT氏が待っていた。

ヘリポートは本当に闇。月はすでに沈んでいて、明かりは夜空の星のみ。
車中に置いた携帯の小さなランプの点滅がまぶしい程。

「さぁ 始めようか 天体観測」 ということで、
ヘリポート中央の「Hマーク」上にブルーシートを敷いて、
さらにその上にシェラフを並べて、総勢7名が寝っ転がっての天体観測。
飲まれそうな程の深い闇の中、その寝っ転がる姿は見えないのだが、
ちょっと懐中電灯でも照らすと「何の儀式だ!?」と思える異様な集団。

30分もするとかなり目が慣れてくる。
街中では見ることの出来ない満点の星空。
運良く雲もなく、道中に強かった風もほとんどない。
初めて「天の川」も見ることができた。これだけでも貴重な体験。

しかし肝心の流れ星はなかなか現れず…。
バーナーで湯を沸かし、ちょっとコーヒーで休憩。
コーヒーを飲みながら立ち話をしていると、
「あっ!!」と誰かの歓声。

流れ星を発見したようだ。

それからというもの、静寂を切り裂いて いくつも「あっ!!」が生まれる。
小さなものから光のラインを引く大きなものまで、数分ごとに夜空に現れる流れ星。

ところで、流れ星が見える間に願い事を3回言うと願いが叶う…
そんな迷信にみんなチャレンジしてみたが、いつ出るか分からない流れ星。
そんなん全くの無理というのを改めて実感。

もし言えるとすれば…




「カネ! かね!! 金!!!」



これが精一杯か…。



持って行ったカメラで星空を撮影してみる。

奇跡の1枚_c0136239_22181548.jpg
中央の大きな光は木星。♪えぶりで〜


星空なんか撮ったことはないので、ISO感度やシャッタースピードなど
「どれ使えばいいのだ?」と試行錯誤の中、
カメラの設定で「バルブ撮影」の設定を発見。
しかし、バルブってシャッターボタンずっと押してなきゃならないのね。
レリーズなんか持ってないので、指でシャッター押しっぱなし。
そんなバルブ撮影の実験撮影2枚目に奇跡の1枚!!

奇跡の1枚_c0136239_22162782.jpg


カメラを向けていた南方向に、大きな光のラインが走った。
参加者のほぼ全員が目撃した大きな流れ星、これがを運良く撮らえることができた。
なんかこれだけで大満足。あとは星空を眺めようと寝っ転がったのだが、
すでにシェラフは夜露でしっとり。


午前2時半、観測終了。

新居浜に午前3時半に到着し解散。

来年は一番のピーク時に行くことをすでに(勝手に)決定。
参加者はスケジュール明けておくように(業務連絡)


さて、本日も暑かった。
夕べ「しっとり」状態だったこいつらも、生き返った。

奇跡の1枚_c0136239_21443464.jpg




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by hoo-ja986 | 2010-08-16 21:51 | 編集長 
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