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台風と言えば、いろいろと思い出す編集長です。 全国的には大きな被害をもたらした台風12号。 新居浜市内はそんなに大きな被害はなかった模様。 昨晩の締切時の雨風は結構きつくなったのですがが、 それでも誕生日が近いスタッフもいたので、 締切終了後にケーキでお祝い。 そんな中、心配性のM制作部長、 「帰らせた方がええんちゃいますか?」 とスタッフのことを心配しつつ、 自分も「関の戸」の峠をを越えなければ家に帰れない…(笑) いや、笑うところじゃないのだが、ケーキを前に 「嵐のバースデー」 などと、初期のハウンドドッグの名曲が重なったタイトルに ひとりほくそ笑むワタクシ(笑) 一応ケーキ飲食後に女子スタッフは早急帰宅。全員から「帰宅しました」のメールをもらいました。 明けての土曜日、 朝も早くから久しぶりに大阪の友達から電話が掛かってきた。 「いや、ニュース見てたら、新居浜映っててん… 大丈夫か?思てな」 国領川の濁流はどーも全国区のようだ。 しかし、窓を開けて空を確認するも、風も雨もそんなに強くない。 「ちょうど台風の目?」 などとも思いつつも、結局雨風強くないまま時間だけが過ぎて行く。 午後から事務所に行くので、ちょっと遠回りしてみる。 国領川の流れは結構凄いようだ。 「鹿森ダム放流中か?」 放流中のダムを…と思ったが… やはり山間部の雨は凄い模様。 事務所近くの大江浜を見みると、結構水位は上がっている。 これ以上水位が上がると、うちの事務所も危険極まり無いのだが… 思い出す平成16年、Hoo-JA!創刊直後に襲われた台風。 事務所の前の道にどんどん水が溜まってくる。 車が走れば波がドアに直撃するぐらい。 土嚢なんかもちろんんなく、 コンパネとガムテープでドアを目止めしてそんな波を凌いでいたのだが、 その時も海面の水位が気になっていた。 日も暮れて暗くなった頃、 東面の玄関から水が入らない様にあれこれしていたら、 突然海とは反対側、南側の裏口から水が怒濤の如く入ってきた。 気が付いた時にはもう手遅れ。 裏口に面した本町通りは濁流が流れ込んで川になっている。 一気に裏口から流れ込んだ濁流は あっという間に事務所の中を水浸しにした。 「玄関から水が入ってこないか?」 との懸念で大事なものは机の上に避難させていたが、 床面に埋め込まれているコンセントが水につかってショート。 すぐに停電となり、事務所に2階に避難。 後から知ったのだが、 本町通りの濁流は、東川が新居浜工業高校近くで決壊し、 その流れが本町通りを襲ったのだと言う。 2階は幸い電気が付いたので、 テレビのニュースで台風の行方を追いつつ、じっと待機。 雨風が止んで外に出てみると 昭和通りから大江橋に続く事務所前の通りは、 深いところで膝くらいまで水につかっている。 以下、当時の写真。 本町通りは相変わらず西から東へ濁流といろんなものが流れる流れる。 大きなものではプロパンボンベなんかも流れていった。 水も何とか引いた深夜0時、 とりあえず帰宅しようと車を走らすも 道路の真ん中で故障した車があちらこちら。 他にも流れ着いた様々なものがまちのあちこちに。 そんな異様な街の光景がラジオから流れるジェットストリームの タイトルコールと重なって、物悲しかったのを今でも鮮明に覚えている。 翌日から、その後始末に追われることが数日続いたのだが、 近所にある金融機関も玄関口のATMが水濡れするなど、 かなり大きな被害があったようだ。 その後、金融機関は台風時に鉄のフェンスが設置されるようになり、 本日は鉄壁の守りを見せている。 「備えあれば憂いなし」 今回の台風12号、新居浜方面は「やれやれ」でしたが、 被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。 話戻って平成16年時の台風。 この時は「関の戸」も「荷内」も数日通行止めとなり、 前述のM制作部長は数日会社に泊まり込むことに。 「家じゃないと寝れんわ〜」 などと、ぶつぶつ言っていたのを思い出す。 まあ、その約8カ月後には事務所近くに住むことになるのだが…これの詳細は言えない そんな訳で今回の台風。 水かさが増した川も決壊することなく難を逃れましたが、 水かさが増した川のために、 来週発行のHoo-JA!の特集記事がビミョーに危ういかも…。 でも、もう印刷機回ってるし、どうしようもないのだが… 各所の被害が最小限であることを祈ります。 ここまで書きゃ、何特集か分かる人いるはず… 営業部長が半分だった頃の写真。 フリーペーパーHoo-JA! オフィシャルサイトへ
by hoo-ja986
| 2011-09-03 23:59
| 編集長
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