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カテゴリ:アツヲ@営業部( 124 )
家系図をつくる
 
アツヲです。

このゴールデンウィーク中に
アツヲ家の歴史を家系図にまとめようと
実家から借りた戸籍謄本の束ですが、
あまり精読できていません。
ちらっとめくったところ
父方のルーツは道を2本はさんだ向かいの土地だし、
母方も西条市内の農家なので、
祖父の代で商売のために
九州に移り住んだことを加味しても、
アツヲ家先祖の旅は
西日本を小さく一回りしただけのコンパクトなものでした。

「渡辺」の姓は大阪の渡辺橋という地名に由来しており、
古来より商売人の血を脈々と受け継いでいるというのは、
ロマンある壮大なガセネタみたいです。

いや、先の大戦においては
両祖父ともに満州に出兵しておりますので、
こうやって平成の世に命があるだけでも
充分ありがたいというものであります。

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では、わたくし、
全国から買い集めたデッドストックの「たまごっち」を
パッケージから取り出し電池を外して
再び袋詰めにする作業で忙しいので、この辺で。





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by hoo-ja986 | 2017-05-04 21:38 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー ![25]
   
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ネットだけで読める「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第25回!
月に2回アップされるコーナー、気が付いたら1年以上やっているじゃん!
アツヲ、いまどき懐古趣味は流行らないぞ!若者と迎合しろ!今後のためにもな!


 
ジェットコースターが怖くて乗れません。「この一本のレールに命を預けるなんてできない」という不安に打ち勝つことができません。
ブラックデー(38歳・女)


 打ち勝つ必要はない。例えば素人と経験豊富なプロが同じエクストリームスポーツを行った時の危険度が大きく変わるように、リスクとは相対的なものであり、何を恐ろしいと感じるかが人と違ってもそれは当然だ。自分が本能的恐怖を感じるものに無理をして近づく必要はない。自分のことは自分の身体が一番よく知っている。ムシの知らせとは案外バカにできないものだ。

 そしてジェットコースターは決して乗るだけのものではない!鑑賞して楽しむのもなかなか奥深いんだぞ!ジェットコースターは人にスリルを与える以外に目的を持たない、悲しくも美しい巨大構造物である。合理性や経済性とは別の価値観に基づいて存在しているものは、この世ではアート作品のような神々しさを帯びててくる。オレも30歳を過ぎてからはもっぱら鑑賞派となった。

 コースの取り回しやカーブの大きさを見るだけでも、そのコースターが爽快感優先のスピード重視タイプかトリッキーな動きで楽しませるテクニカルタイプかを判別することができる。オレがロマンを感じるのは大陸的な大型のコースターより、限られた敷地内で容積いっぱいにコースを張り巡らせた箱庭タイプのコースターだ。特に今年閉園が決まっているスペースワールドの「ヴィーナス」は、このタイプのコースターのなかでも屈指の完成度を持ち全国にファンも多い。コースター設計の天才、故アントン・シュワルツコフ氏の力作が間もなく見ることができなくなると考えるだけで泣きそうになる。非常に狭くいびつな形の敷地にこれでもかというほど多数のカーブを詰め込んだコースながら一切の破綻がなく、さらに後半になる程にグングンとスピードを上げて走る姿は魔術のようだった。実際に乗ってみても身体に疲れがまったく残らない。やはりドイツ人の緻密な仕事ぶりは日本と通じるところがあるのだろう。

 経営陣も惜しい判断をしたものだ。「ヴィーナス」は産業遺産のレベルに達している。コースターがこの世からひとつ失われるという単純な話では済まない。もしオレがあと少し金持ちだったら、間違いなく買い取って自宅の隣に移築していただろう。同じスペースワールドでも「タイタン」はいらない。あれは前半はスピードタイプと思わせておきながら、2つのドロップが終わったとたん、ぐにゃぐにゃとなし崩し的にテクニカルタイプに姿を変えることが災いしてコースターの命であるスピードが後半はほぼ出ていない状態で走行するという悲劇の巨人である。やはり2兎を追うとろくなことがない。

 そしてもうひとつの魅力は「音」である。最近のコースターは技術の向上により、金属の摩擦により発生するあの悲壮に満ちた叫び声のような走行音もだいぶ低く落ち着いたものになってしまった。身長制限に達していなかった幼少期、甲高い走行音と鉄の軋む音、そして人々の絶叫の織りなすハーモニーを、「まるで人生そのものだ」と感じながら聞き入っていたことを思い出す。乗り心地も快適で体にかかる負担も減ったようだが、ファンとしては電気自動車の普及を横目で見ながら古いガソリン車への愛着を捨てきれずにいる時代に取り残されたエンスージアストの気分だ。「昔はいい声で鳴くコースターが本当にたくさんあったんだよ」と。

さぁ!今日からブラックデーもこちら側だ!









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by hoo-ja986 | 2017-04-20 10:30 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー ![24]
   
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ネットだけで読める「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第24回!
みんな!新生活ご苦労様!
気温はちょうどいいけど、春は慣れないことも多くて何かとストレス溜まっちゃうよね。
これを読んでお金をパァーっと使っちゃおう!


 
節約生活頑張っています!アツヲさんのオススメの節約術はありますか?
パクチー(32歳・女)


いいか、真の節約法とは金を使わないことではない。むしろまんべんなく金を使ってあらゆるモノやサービスから得られる感情をしっかりとモノサシで測っておくことだ。その買い物でどんな気持ちがどれだけ持続したのか、ひとつひとつノートに書き留めておいてもいいくらいだ。

オレたちはしばしば買い物で失敗をする。高い代金を支払いワクワクしながら持ち帰った戦利品を箱から取り出すと、ショーウィンドゥを眺めていた時の輝きが失われているなんて経験は誰にでもあるだろう。考えてみれば当然のことだ。この世で「商品」として流通しているものには全て利益が上乗せされているので、モノ単体では絶対に金額以上の価値になり得ない。もし無限に価値を生み出すものがあったとしても、それはいずれ国により法的に管理されることになる。

それでも我々が買い物を止めないのは、そこに原価と購入金額の差額以上の価値を見出すことができるからだ。究極を言えば、いずれ買った時より価値が上がるものを持つことがベストだが、これはどちらかといえば投資の類である。そこまで目利きになる必要はない。価値の目減り分は自分の心で補うことができる。しかし、ここで覚めない夢を見続ける自信がなければその買い物は失敗に終わる可能性が高い。

その想像力がうまく働かないものは、パクチーの買い物人生においてあまり必要のないものだ。選択肢からバッサリと切り捨てた方が賢明だ。その見極めはやはり経験を積まないと身につかない。人はみな不器用だ。同じ過ちを2度、3度と繰り返しながら少しづつ成長していく。

自分とって何が必要ないものなのか。皮肉なことにこれは実際に一度は所有したり体験してみなければ分からない。答えは人によってもバラバラだしな。その無価値のリストをひとつでも多く書き連ねることが節約の奥義である。若い時期にこの作業をきっちり済ませておけば、いずれ金額の大きな買い物を迫られた時に派手に失敗することはないだろう。そう、節約とは実に金がかかるのものなのだよ。ただ、失敗と成功をしっかり記憶に刻み込みさえすればけっして無駄遣いにはならない。パァーっと使うなよ!記録しろ!







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by hoo-ja986 | 2017-04-06 20:52 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー ![23]
    
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ネットだけで読める「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第23回!
ちなみに環境が人に影響を及ぼすのはせいぜい20代の前半までで、
そのあたりで価値観が固定されちゃうよね。
そこからは先はその頃欲しかったものを大人買いするために働いてる感じ。
4月に初代たまごっちが復刻されるのが楽しみで仕方ないもん。


 
人は住む環境によって何が変わると思いますか?「東京へ旅立った友人が都会に染まってしまったのかな」と、少し寂しいような複雑な心境です。
ランク(36歳・女)


 この軟弱者が!友達とは自分にない部分を持っているからこそ刺激しあえるんだろ!親しい友達も同じ生活圏で暮らしていると、会うたびにどうしても話題がマンネリになってくる。思考のスパイラルが続いてゆく安心感はあるが、馴れ合った関係だとその螺旋はどこまでも下に向かって伸びてゆく。友達というのは気をつけないと互いがレベルを下げ合う関係になってしまう危険性もはらんでいるのだ。これを好機ととらえよ!この際、友達には一度新しく生まれ変わってもらおう。どんどん都会に染まってもらい、こちらには流れてこない先端の情報を運んでもらうのだ!

 春は出会いと別れの季節である。そして、歳を重ねと少しずつ別れの比率が大きくなってくる。しかし人生において別れが生む余白は無駄にできない貴重な資源だ。ぽっかりと空いた時間にやってくる寂しさは、中年以降の人間が生活に新しい何かを取り入れるときの貴重な火種となる。若い頃はそこらじゅうでエネルギーの炎が次々と無料で発火していたので気にすることもなかったが、いつしかそれは対価を必要とするものに変化してしまう。何か新しいことを始めるには多少のお金と時間とともに心の余白が必要だ。ランクもこの機会になにか新しいことを始めるんだ!東京に行った友人が驚くくらいに、こちらが変わってしまうというのもひとつの手だぞ!都会でないと人が変われないと誰が決めたのだ!

 ドイツの哲学者ショーペンハウアーも「安定しないこと。それこそが世界がここにこうして存在するときの定まった形なのである」という言葉を残している。物事がいつまでも同じかたちで目の前にあり続けることは叶わない。時間は必ず流れていくのだ。そうでなければオレが今日注文したアマゾンの荷物がいつまでたっても家に届かないではないか!それは困る!


 
 
 
 
 


 




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by hoo-ja986 | 2017-03-22 21:55 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー ![22]
    
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ネットだけで読める「アツヲに訊けスーパー!」
そうか!山って、水発生装置だったのか!
よく大陸では水源をめぐって国家間で紛争が起こるけど、
日本は島国だから水発生装置独り占めよ!もうジャブジャブよ!
え?甘い?でも今回のホージャな人々、防災がテーマでしたよ。


 
私は店で水を買う人の気が知れません。水を買うなんてもったいなくないですか?アツヲさんは普段水を買いますか?
赤色黄色(28歳・女)


 日常的に買って飲む習慣はないが、有事に備えて必ずペットボトルの飲料水を一定量をストックしている。どこでもせいぜい100円程度でペットボトルに入った清潔な水が手に入る。これってけっこう奇跡だぜ!

 世界を見渡してみると分かるが、日本は国土の面積に対して驚異的に水が豊富な国だ。数千メートル級の山や山脈がいくつもあるので、そこを駆け上がっていく空気は急速に冷やされ、水分を含んだ空気は雲となりやがて雨を降らせる。いくら国土が広大でも、それが凹凸のない平野ならば数百万トンの水を含んだ空気もそのまま海か隣の国へ流れていってしまう。世界にはそれをただ見送ることしかできない場所も実に多いのだ。

 オレも赤色黄色と同じく普段日常的に店で水を買うことはない。しかし大切なのは「どの時点で何的に」もったいないのか?ということだ。水道が使える時には「平常時に金銭的に」もったいないミネラルウォーターも、災害時にはペットボトルに入っているということ、つまり保存と持ち運びができるという点で値段以上の価値がでてくる。

 大きな災害が起こってしまった時には水道から清潔な水が出ると思わないほうがいい。水が豊富と言われるこのあたりも、道が傷ついたりガソリンが不足したりすれば、たちまち物流はストップしてしまう。成人が1日活動するのに必要な水は約3リットルだ!

 そういえば、民俗学という学問を最初に確立した柳田國男が「想像や価値観を大きく超えてしまうものと出会った時、自分には生活苦があったために正気を保つことができた」というようなことをどこかで語っていた。「生活苦」という響きはいかにも重々しいが、戦前を生きた人間は柳田に限らず「空腹・乾き・疲労・暑さ・寒さ」そして「夜の闇」のような、自分の肉体を直接脅かすものとごく自然に共存できていたのだと思う。日本各地の名もない民話や伝承を聞いて歩き「遠野物語」に代表される、日常にこの世のものではない何かが音もなく入り込んでくるような奇譚・怪談を多く残した柳田。そんな彼の精神を、アンカーのように現実に繋ぎ止めてくれたものが肉体で感じる形のはっきりした苦しみだったんだ。

 21世紀の日本ではこの「生活苦」というのをほとんど感じずに生活することができる。しかし貧しい土地では1日がかりで汲みに行く水が簡単に手に入る社会で、人は「お金が足りない」「ダイエットが成功しない」「上司とそりが合わない」「恋人ができない」など実体のない他者の価値観の押しつけに真剣に頭を悩ませている。柳田の時代とオバケの種類は少し違うが、オレにもやはりそれは正気を失った状態に見えるけどな。正気、つまり当たり前の身体性を失うと、次に何か問題が起こった時に人はフィジカルで立ち向かえなくなる。気をつけようぜ。

 
 
 
 

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by hoo-ja986 | 2017-03-08 22:29 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー ![21]
    
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ネットだけで読める「アツヲに訊けスーパー!」
2月22日は何の日か知ってるか?
にゃんにゃんにゃん、
つまり特別にアツヲが2つの質問に答える日だニャー!


 
ハウツー本について。本によって真反対のことが書かれていて、何が本当なのか分かりません。やはり最終判断は自分でということなのでしょうか?
ちゃんまし〜(25歳・女)


 その通りだ!そのハウツー本の著者Aと著者Bの間で揺れ動いている状態がまさに、一人の人間としてのちゃんまし〜自身なのだ。ちゃんまし〜もそろそろ気づいているだろうが、世の中には無数の立場や視点があり、そこに絶対的な正義も悪もない。

 読書とは自分の信じるロジックの正しさを補強するためのものではなく「自分の考え以外はすべて間違いである」という、現代社会において陥りがちな息苦しい思い込みを薄めるために効果があるものなのだ。

 それでも何かはっきりとした答えにすがりたい時は平積みの新刊ハウツー本よりも古典を読めばいい。長い時間の洗礼を受けた思想というのはそれだけ価値が保証されているものだ。もし社会の本質に深く迫りたければ獄中手記(※1)もお勧めする。読めばちゃんまし〜は、また少し社会や人間が分からなくなるだろう。しかし何かを未知化するという行為は、人が前に進むための必須作業だ。

 昨今、世界最高の頭脳がしのぎを削るサイエンス・テクノロジーの分野でも、研究が先鋭化するほど答えを一つに絞ることができなくなりつつあり、各所でちょっとした騒ぎが起こっている(※2)。巨大な資本や叡智ですらある分水嶺を越えた時、ちゃんまし〜と同じ状態になっちまうんだ。近い将来「なにが本当かわからない」が世界共通の答えとなるのかもしれない。これからも自信を持って読書を続けてくれ!



人によく真面目すぎると言われます。自分ではそうは思わないのですが、なんだかモヤモヤします。すこーし不真面目になるには具体的にどんな行動をしたらいいですか?
ランク(36歳・女)


 紙面にて真面目は何も考えない状態と書いたが、それは決して悪い意味ではない。なぜなら人が「真面目」でいられる社会とはとても安定した社会だからだ。多くの日本人が気づいていないが、日本の美徳として語られる真面目(※3)という能力は一定の条件が揃ったごく限られた環境でしか発揮することができない。例えば真面目に勉強に集中できる受験生はおそらく生活面で親からの保護を受けているだろう。親と子の分業が確立された世界だ。サラリーマンが会社で自分の部署の数字だけを追えるのも、結局は同じような仕組みからだ(※4)

 しかし社会の枠組みが大きく変化する兆しのある現代では、何かにひたむきに取り組みながらも、各個人が周りの変化にアンテナを張っていないといけない。

 新しい世界観に真剣に目を向けることで、不真面目野郎として異端審問を受けるかもしれないが、これから先ビジネスでも個人でも新しい要素を取り込まないと生き残れない瞬間がきっと訪れるだろう。

 先のちゃんまし〜にも伝えたいことだが、もっとも手軽な不真面目への道は、自分が普段絶対読まないと思われる本を手に取り、中身もろくに確認しないままレジへ持っていくことだ。

 服や食事など、普段買っているもののグレードを中途半端に上げたところで、値段の割に得られる世界の広がりは想像の域を大きく外れることはない。それに比べ数千円の本など安いものだが、実際にやってみるとこれは強烈な罪悪感に襲われるぞ。罪悪感との戦いこそが不真面目への第一歩だ。図書館で借りる、などという甘い考えも捨てろ。身銭を切ることこそが背徳的な喜びを最大化させるんだ!

 質問とは関係ないが、人にそんな忠告するヤツに限ってランクがなにか斬新なことを始めたことを知った途端「もっと真面目に」なんて言い出すんだぜ!人と違うことをすると必ず誰か腹をたてるヤツが出てくる。不真面目はこっそりやるに限るな。



※1 獄中手記を読むとなぜか突然部屋の掃除をしなければという欲求が湧いてくる。断捨離がなかなか進まない人にもオススメだ。

※2 これがどのように問題なのか説明しよう。当然ながら最先端の研究ほど莫大な設備と資金が必要になる。その資金を集めるには大きなビジネスを後ろ盾にするより他ないのだが、実はそのためには「この研究を進めると必ずこのような結果が出るよ」ということを前もって出資者に約束してからでないとエライ人がゴーサインのハンコを押してくれないのだ。世の中で進んでいる大掛かりな研究は、すべて結果ありきで始められているというのが現実で、もし実験で約束した答え以外の結果がでてしまうと・・・わかるよな?

※3 一方で、日露戦争前夜に日本のメディアが開戦モードのなか非戦論を貫いた内村鑑三は「真面目」とは、面目が真になる、つまり「ものごとの様子があらわになる」という意味から、その人の中に眠る想いを正直に外に表現することであると説明している。要するに周りがどう言おうと自分が正しいと思うことを行動に移せる勇気を持った人こそが真面目な人であると定義したのだ。耳が痛いぜ。当時の日本は近代化の真っただなかで、日本人は今までの価値観と西洋から入ってきたばかりの「物質的な豊かさこそが幸せ」という思想とのあいだで大きく葛藤していたんだ。いつでも時代の転換点においては、切実に真面目の意味が問われていたんだな。ってか、もう今日は「カンゾーに聞け!スーパー!」でよくね?

※4 よって戦場で「真面目」をやると死ぬぞ。


 
 
 
 
 

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by hoo-ja986 | 2017-02-22 22:05 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー ![20]
     
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ネットだけで読める「アツヲに訊け」の拡大版!
その名も「アツヲに訊けスーパー!」
でももちろんアツヲにだって解決できないこともあるよ!
今日はそんな日!


 
毎日の家事にイライラします。なんで女ばかりがしなきゃいけないんですか?
ようりん(36歳・女)


 世の中には男が多くの家事を担う家庭も少なくはない。「女ばかりが」という表現が的を得ているかはさておき、もし混乱してとてもこなせないようの量なら、しばらく外食で済ませるなりハウスクリーニングを頼むなり、一度は戦線から大きく距離を取ることも重要だ。

 日本人はなにか自分に手に負えない問題が起こったとき「一所懸命」の精神からだろうか、その渦中のど真ん中で考えるクセがあるように思う。いじめられても休まず学校に行ってみたり、家族仲が悪い時期に無理に一緒に住んでみたりしたところで、自殺やDVの悲劇が増えるだけだ。戦いの基本は「アウトオブレンジ」。つまり相手の攻撃が届かない場所からこちらの攻撃を落ち着いて正確に加えることで有利な状況を作り出せる。何かを解決しようとしたときに問題の射程圏内にいてはダメなんだ。散乱した部屋をそのままにしてでも、まず近所のカフェに一時避難してコーヒーの一杯でも飲んできたらいい。

 そうだ、今日はレヴィ=ストロースの話をしよう。正式な名前はクロード・レヴィ=ストロースという。彼はフランスの民族学者で、オレたちの暮らしが近代化されていくなか、現代人こそ野生の感性を忘れてはならないと説いた人物だ。

 彼は今から何十年も前に情報が溢れる社会の到来を予見しており、そこで人類が森で暮らしていた頃のような野生の嗅覚を失うようなことがあれば、簡単に情報に翻弄されてしまうという危機感を持っていた。まるでインターネットの普及とその社会的な問題点を突いているようじゃないか。当時、経済成長により人々の生活スタイルが大きく変わっていくなかで、日本の思想界にも大きな影響をえただけでなく、著書「野生の思考」などにより一般にも広く親しまれた。

 2009年に100歳で亡くなってしまったレヴィ=ストロースは1977年に学会に招かれて初来日した。そのとき各地をフィールドワークして歩いたことをきっかけに日本に大変な興味を持って、以来何度も来日を重ねる親日家となった。

 その時代はまだ多くの民家を地元の大工が建てており、職人の文化が日本人の暮らしに息づいていた。陶磁器や織物、竹細工などの民藝も盛んで、彼はこれらの作業現場を大変興味深く見つめていたという。そこでフランス語で「労働」を表す「travail(トラヴァイユ)」という単語が日本の労働に限っては翻訳として正しく当てはまらないことに気がついたんだ。

 一神教の文化を持つ西洋では、労働は原罪を償うための苦役や天国に行くための修行という考えが根底にあり、日々の仕事は生きるために自分を殺して仕方なくするもの、という意識が強かった。それに対して彼が日本で見た職人たちはみな、仕事そのものに価値を見出し、文字通り寝食を忘れて作業に取り組んでいた。

 さらに石や木をムリヤリ人間にとって利益あるものに作りかえてしまう西洋に対して、自然の命を保ったまま手を入れる部分を極力減らして美しい形の道具や家具を作り出していることも知った。

 少ない労力で美しいものを生み出す、という特徴は料理にも通じる。鍋の中で全てを一緒に煮込んでしまう西洋とは違い、日本料理は魚は魚、野菜は野菜というように分けて配置され、口に入れる直前まで食材が生きていたときの姿が見えるようにデザインされているということにも気がついた。ここでも加工は最小限というわけだ。

 遠いフランスから来たレヴィ=ストロースの目を通して見た日本観にはたくさん学べる点があるとオレは思っている。

 いや、思っていた。

 「本来、料理の楽しさや掃除の達成感は人間の野生の部分を刺激してくれるものだ」と、今日はそんな感じに締めくくろうと思っていたが、レヴィ=ストロースが日本を巡っていた時代と、現代では家庭の事情が大きく違っていることに、たったいま気がついた。よく考えてみれば、あの時代の職人がみな自分の仕事を抱えながら、同時に育児や家事を完璧にこなしていたとも思えない。

 どうやら日本の家庭事情の歪みはフランス現代思想をもってしても簡単には解決できないらしい。

 ようりんが悩むパートナーとの家事の比率が10対0なのか6対4なのかはわからないが、きっちりと半分に分かれる日も永遠に来ないと思うので比率をイライラに繋げてしまわないほうが良い。それでも家事に関する交渉を持ちかける場合は、結果的に状況が変わらないことも念頭に入れて休戦のタイミングをきっちり決めておくことだ。交渉というのは、平行線でラッキー、少しでも前進すれば大ラッキーくらいに考え、辛抱強くチャンスを待ち続けよう。

 家事は余裕をもってこなせる量なら楽しいのだが、仕事や育児などが複合的に絡み合うと、とたんに大変になるんだよなぁー。とにかくひと休みしようぜ。


 
 
 
 
 
 

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by hoo-ja986 | 2017-02-08 20:56 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![19]
     
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新年あけおめ!アツヲに訊けスーパー!をことよろ!
ついに年をまたいだ当コーナー。
今年もアツヲが持っている「器」以上でもなく以下でもない回答で
一生懸命答えます!



 
標準語をこちらでつかうと冷たくキツイ感じがすると言われます。でも私からすると新居浜弁の方がキツイと感じます。どうしたら馴染めますか?
かぴん(35歳・女)


 最近こちらに引っ越してきたのかな?そういうことで話を進めよう。かぴんがそう感じるのは未だ以前住んでいた街に強い愛着があるからだろう。人はどこに行っても自分の生まれ育った土地の記憶とともに生きてしまうのもだ。もし逆の移動を行った者がいれば、やはり新居浜の言葉が恋しくなることもあると思う。それと同じだ。だからどこの言葉がキツイというのはないと思う。

 だからといって標準語を無理をしてすぐにこちらの言葉に直す必要もない。これから新居浜での生活が続けば少しずつ標準語の中に新居浜弁が混じってくることもあるだろう。標準語と新居浜弁のハイブリッド、他の誰とも少し違う自分だけの喋り方こそ、かぴんが歩んできた歴史を表す大切なアイデンティティーとなるはずだ。

 たしかに長く過ごした思い入れのある土地を離れるというのは辛いこともである。その経験がある者はみな街の地形や匂いに圧倒的に敏感になる。これからかぴんはまるで別れた恋人を探すように、新居浜の街並みの中から自分が過ごした街の風景の面影を見つけようとするだろう。

 しかし悲観することはない。ある種の人間にとって生きるという作業は、なくしたものを思い出すことだったり、手に入れそこねたものに再び近づくためのものだったりする。そして、その行動によりしばしば最初に持っていたものより上等なものが手に入ったりするから、人は向上心を持って生きてゆけるのだ。
だからしみじみと思い出せるものを持っているということは、それだけで良いことだ。それを持っていない人間が、世の中には意外に多いからな。

そしていつの日か、かぴんの人生にとって新居浜が思い出深い街のひとつとなることを祈っているぞ!
 
 
 
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by hoo-ja986 | 2017-01-10 20:23 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
僕はライアン博士を越えている
 
アツヲです。
お盆休みに引き続き、お正月休みも映画三昧でいこうということで、
「ゼロ・グラビティ」「インセプション」「インターステラー」のブルーレイを購入。
ゆっくり楽しむつもりが、
誤って3本連続上映して1日で消化してしまいました。でも満足です。

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「ゼロ・グラビティ」はすでに名作としての地位を固めているので
少々のネタバレも入れつつ感想を述べると、
この映画ってカメラの長回しが異様に多く、
シーンのカット数も少ないので、
かなりリアルタイム感が出てるってことに気づきました。
映画館では気がつかなかったんです。

「え、じゃあライアン博士(サンドラ・ブロック)って
ほぼ映画の尺の90分くらいで宇宙から地球に帰ってきたの?」

ってことですが、たぶんそういうことだと思います。

90分っていったら、今治からホージャ編集部に帰るのだって、
道が混んでたらもう少し時間がかかりますよ。

宇宙って近いなー。


帰還にあたって、ライアン博士は
国際宇宙ステーション、ソユーズ宇宙船、中国の宇宙ステーションの順で
ぶっ壊しながら命からがら地球に戻ってくるけど、
僕は営業車に傷ひとつ付けずに松山からだって戻ってこれるので、
僕のミッションスペシャリストとしての実力は、
案外ライアン博士と同等かそれ以上なのかも。

 「インセプション」と「インターステラー」に関しては、
もうクリストファー・ノーラン監督、すごい。5次元宇宙とかすごい。
くらいしか言えません。

それよりノーラン監督といえば、
去年世話していた野良猫ノーラのことを思い出します。
ある日気が付いたら全く別の猫とすり替わっていたのですが

「こんなこともあるもんかなぁ」

と思いながら、その新しくなった猫にエサだけはあげています。

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んんん〜?
キサマ、よく見るとノーラではないじゃないかーーーーっ!!!
 







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by hoo-ja986 | 2017-01-02 10:21 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![18]
    
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本はいいよね〜。袋麺を鍋のまま食べる時は鍋敷きになるし、
強盗が入れば背表紙の角で頭をぶん殴れば撃退できちゃう。
並べた本が倒れそうな時はハードカバーを数冊平積みするだけでブックエンドにも。
今年最後の、ブログだけで読める「アツヲに訊け!スーパー!」はじまるよ!



 
読書が苦手です。読みかけの本が大量にあります。読み始める時はワクワクしてたはずなのに、最後まで持続しません。どうすれば楽しく読破できますか?
おつゆ(40歳・女)


 読書が苦手と言いながら、この本が売れない時代にしっかりと気になった本を購入するところが素晴らしいじゃないか!いくら中身が気になっても、本はまず買わないことには読書がスタートしないからな。

 もし本を最後まで読み通せないことにコンプレックスを持っているなら、この機会に学生時代に読んだ本を探してもう一度再読してみるのもいいかもしれないな。大人になった今読めば、きっと以前とはまったく別の気づきがあると思う。おつゆにとっての名著に大化けしている可能性も十分ある。実家の押入れを探索してみよう。

 よくある失敗例として本に自分の理想を投影してやたら難しい専門書を買ったりするが、それは本当の本好きのふるまいではない。立派なタイトルの本が必ずおつゆの人生をよい方向に導いてくれるかといえば、それは微妙なところだ。1回も読み通せていないカントの「純粋理性批判」よりも、例えば10回読んだ高田純次の「適当教典」のほうがピンチを切り抜ける際に役立つ(こともある)のが読書の奥深さだからだ。人生で10回繰り返して読める本に出会うって相当な幸運だぜ!「適当教典」にその必要があるかは、まぁ別として。

 本をよく読む者ほど「実際のところ、その場になってみるまでなにが役に立つかなんて分からない」ということを知っているものだ。本に対する偏見を持たないことが、前向きに読書を楽しむコツだ。まるで虎ノ門ヒルズにあるレストランみたいなかっこいい装丁の本じゃなくてもいいじゃないか。薄い文庫本でもいいから、一人で毎晩入れる居酒屋のような本を探そう。

 「読みかけの本が大量にある」ということだが、これも気にするな。何度かデートを重ね、こちらがその気になるだけでステージを先に進めることができる異性がたくさんいるのと同じ状態だ。素敵なことだと胸を張ってもいいくらいだ。さらに本はどれたけ待たせても文句ひとつ言わない。

 また、テレビなどで本が大量に詰まった本棚を見た素人がよく「すごい!これ全部読んだんですか?」なんて聞いているシーンを見るが「なにをバカな。そんなはずないだろう」というのが蔵書家の本心だ。「読了した本」と「これから読む本」または「必要になったら読む本」「気が向いたら再開する本」などが混じりあっている本棚が豊潤な本棚なのだ。人に何か言われたら「私には始まっていない恋がたくさんあるの」とでも言っておけ!

 オレにも「あれを読まなければ、オレの人生は無に等しい!」と書店に走り、買った瞬間に動悸がおさまって、1ページもめくらないまま本棚のオブジェと化した本が大量にある。よって、おつゆの現状はごく一般的な「読書家」の通常運転の姿である。それでもおつゆのペースならば、遠くない将来に必ず気の合う一冊に出会うことができよう。悩む必要まったくなしだ!
 
 
 
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by hoo-ja986 | 2016-12-20 21:44 | アツヲ@営業部 | Comments(0)