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アツヲに訊け!スーパー![50]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第50回!
ほら50回になった!
あんまりしっかり数えてないけどきっと間違っていないはず!


 
なぜ、大人の世界でも子供の世界でもいじめがなくならないのでしょうか?
MiMi太郎(35歳・女)


 人間に限った話をすると、差異が小さく流動性の少ないコミュニティほどいじめは発生しやすくなる。学校や会社というのは構造的にこの条件にあてはまる。一生を通して学校や会社に属さない人間が日本にどれだけいるだろうか。このことだけでもいじめが世間に蔓延しているように見える理由は簡単に説明がつく。ちなみに差異が小さいということは、いじめを行っているメンバー各個はいじめているターゲットと能力的には大差ない。正しい判断力があれば、もしいじめられても「こいつらも自分と大して変わらないんだなぁ」と思って心の平穏を取り戻すことも可能だ。例外として小さな子供はそれが分からないし、逃げる能力もないので、大人の保護が必要になる。タイマンならば相手をノックアウトするという方法があるが、いじめには基本的に「逃げる」を主とした消極的対策以外にないということをどれだけの大人が正しく子供達にアナウンスできているだろうか。「多勢に無勢」「万事休す」これらの言葉がすぐに浮かばない、もしくは浮かんでも認めない人生とはかなり過酷である。

 話を戻そう。逆に構成される人間の能力差が大きくバラエティも広い集団ほどいじめは発生しにくい。最近、人間の社会でもダイバーシティの重要性が叫ばれているが、これはマイノリティをヒューマニズムの観点から保護しようということでは全くない。人間というのは切り口を少し変えるだけで誰もが簡単にマイノリティに陥ってしまうという当たり前の事実に目を向けるだけの理性を、近代社会がようやく身につけ始めたというだけにすぎない。

 どちらにせよ、いじめそのものがこの世から消えることはない。それが発生しやすい場所としにくい場所があるというだけだ。だから大人になる目的は、いじめが起こっている場所から逃げる能力を身につける。それができない場合でも例えば複数の生活圏を持つことでそこから目を逸らしたり無関心になることができるスタンスを獲得して生き延びることにある。

 ところで、パラグアイのある狩猟民族にはいじめが無いと言われている。獲物は部族の中で平等に分配されるし、そもそも上下関係や権力機構もないので誰か特定の者が食糧を独占してしまうようなことも起こらない。仲間は常に信頼の絆で結ばれ笑顔を絶やすことなく、客人も毎晩ごちそうでもてなされる。しかしここにも大きな落とし穴がある。農耕民族と違い、狩猟民族は確保できる食糧の先読みができないので、働ける者以外を養う余力はない。よって年寄りは動けなくなれば躊躇なく殺されるし、時に子供であっても能力が劣ると判断されれば大人によって殺されてしまう。部族の存続に役立つかそうでないかのみが生命の価値判断となるんだ。全員が平等にトップエリートであるということは、それ以外の生き方は全く用意されていないということで、差異ゼロの世界の先にあったのは「餓死」か「殉職」とだったいうわけだな。

 いじめがない世界の真の姿はユートピアというよりはディストピアだ。このような世界は文学でもジョージ・オーウェルやオルダス・ハクスリーを始めとして多くの作家の手により警鐘として何度も繰り返し描かれている。主に技術の進歩で人間の選別や管理が可能になった世界が舞台になることが多く、オーナーがやや違えどもヒット映画の「マトリックスシリーズ」もこのラインだ。この関係性が分かれば、人間はいつの時代も生命の完全なコントロールに憧れながらも、管理社会のディストピアから少しでも距離を取ろうと戦っている生物と考えることができる。いじめは、人間は人間であり続けるための葛藤の先に生まれる悲しい副産物と見ることもできるのだ。




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by hoo-ja986 | 2018-05-09 20:20 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲの時間

アツヲです。

ここ数日は毎日、読みきれていない本やマンガを持って外出し、
加茂川の上流の巨石の上にあらかじめ見つけておいた、
ちょうどいい感じの凹みに寝転んで本を読んでおります。

うっかり高知県に入ってしまわないくらいの場所だと思います。
ゴールデンウィークだというのに人間とは出くわさないし、
草の茂みで音がして振り返っても、だいたいヘビなので読書がはかどりますね。

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ここ最近の”当たり”は料理研究家・辰巳芳子の「庭の時間」。
読書家の間ではわりと有名な一冊のようなのですが、
確かに「世界の中心で、愛をさけぶ」より売れても不思議じゃない良書でした。

でも本当いい本ってだいたい爆発的ベストセラーにはならいですよね。
そこがまた面白いのですが。
やはり自分で実際に読んでみて検証するしかないのです。
これからも読書がんばります。
明日も”石の上にもアツヲ”です。




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by hoo-ja986 | 2018-05-03 22:11 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![49]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第49回!
気がつけば50回が目前!
今回も次回もいつも通り、アツヲはここにいる!


 
先日、父が亡くなりました。こんな悲しみは生まれて初めてです。どうやって乗り越えたらいいのでしょうか?
2月13日(39歳・女)


 「もう恋なんてするものか、少なくとも明日までは」という歌詞が、バード・バカラックの歌にあったが、肉親の死は失恋の悲しみとは種類が違う。今はまだ辛いだろうが、辛さというのは早く忘れ去ってしまえよいというものでもない。人生はタイムアタック競技ではないのだ。バカラック本人にしても「そんなに気持ちの切り替えなんてうまくできないよ」というアイロニーも込めてこの詩を書いたのだと思うし、恋ですらそういうことなのだから。

 また、乗り越えるといっても悲しみというのは生きる上での揺るぎのない前提条件である。傷の無い人間なんて一人もいない。現代社会は、それを認めようとせず代償行為に走って醜態をさらすヤツの多いこと。空がしっかり青く見えて、果物を齧ればきちんと味を感じられるというのは、腰あたりまでしっかりと悲しみに浸かっている人間にしかできない。気が正常な証拠なんだよ。イケイケの時に人は料理の味なんて分かりゃしないさ。

 逆説的だが、生を全うした死によって人を悲しませることができれば、それは快挙である。英雄譚である。そして自身も死んだ時にせめて誰かに悲しんでもらえるような人にならなければならない。その方法はすでに学んでいるはずだし、いまこの世に生きている君本人とお父上を比べてみても実質的にその力を試す側に立っているのは明らかに君の方だ。回復するべき時が来たと感じたら、そこに目を向けてみるといいと思う。





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by hoo-ja986 | 2018-04-18 20:17 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![48]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第48回!
春によくあるお悩み到着!
ふわふわした気持ちを引き締める、実に簡単な方法を提案!


 
物欲が止まりません。どうすればいいですか?
ゆん(38歳・女)


 わかるよ。物欲というのは時間や心の隙間にスルリと入り込んでくるやっかいなヤツだ。ならば擬似的に散財すればいい。ムクムクと物欲が湧いてきたなと思ったら、すぐに目についたスーパーかドラッグストアに入って、5箱組のボックスティッシュを買おう。高くて数百円。アツヲに騙されたと思ってとにかくボックスティッシュ(5箱組)を買うんだ!買い物はしていいんだ!柔道でも「柳のようにしなれ。樫のように抗うな」というだろう。ただしボックスティッシュ(5箱組)な!

 ボックスティッシュといえば何よりあのボリューム感。あの大きさ抱きかかえてレジに行くことで「買い物」というイベントの満足感が演出される。しかも軽いから腰への負担も少ない。車の助手席に積めば、生活感あふれるカラフルなパッケージがチラチラと目に入り、カネを使うぞ!というあの独特の高揚感を大きく削いでくれる。

 注目すべきは、ティッシュは生活に使えるという点だ。中途半端な資本投下で中途半端な買い物をして、その割に恒久的にクローゼットの肥やしになるようなモノを家に招き入れてしまうくらいなら、安い!軽い!使える!腐らない!重ねて保管しやすい!あの立方体のほうがよほどマシだ。いつ起こるか分からない災害。さらに緊迫する中東情勢とアメリカの自国主義で第三次石油危機が「ない」と誰が断言できよう。混乱時にはいつも大量に積まれている日用品が真っ先に店から姿を消すのだ。

 「同じ金額で美味しいスイーツが買える」などと考えてもいけない。物欲の炎が燃え盛っているのに、さらに元気を出してどうするというのか!そのような有意義なカネの使い方はさらなる物欲の連鎖を生む。オレの提案の骨子はあくまでも、血が上った頭に冷水をぶっかけて冷やすことだ。生活を優先するならば貯めるのはボックスティッシュとカネだ。



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by hoo-ja986 | 2018-04-04 20:06 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![47]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第47回!
エンディングノートも見つけてもらえねば意味なし!
家族とのコミュニケーションが第一です!


 
「エンディングノート」って書いてますか?
のり(42歳・男)


 日々の所感やデータをノートに書き記す作業は20代の頃から続けている。日記帳ではないので別に毎日ではないが、種々情報が書き込まれているため明日オレが死んだらこれがエンディングノートとなる可能性が高い。エンディングノートと合わせて「終活」という言葉も広く知れ渡ったよな。就職活動の「就活」とうまく発音がハマって市民権を得たと思われるが、先に言ったように人はみな生まれながらに死に向かっている。実は「就活」のはるか手前から「終活」は始まっているんだ。

 明日突然死んでしまうかもしれない身だからこそノートと上手く付き合う必要はある。何かを書き記しておくだけで日々の生活にメリハリが生まれる。コツはとにかく小さく始めることだ。やりたいこと、行きたい場所。やりたいことと言っても、例えば引退後の夢なんて書いてはダメだ!せいぜい年内、いや数カ月以内に完了できる規模の事柄に絞ろう。行きたい場所も海外などではなく隣町の美味しいと評判の店の名でいい。通常運行のペースでいかに多くのプロジェクトを達成できるかがポイントだ。その点では買い物リストもいい。買い物リストをバカにしてはいけない。ノートに欲しいものを箇条書きにしておいて、金が貯まった時にリストの中らか必要度の高い順に買っていくという行動を頑なに守るだけで、人生は概ね幸せに過ごせるのだ。この買い物リストを持っていないやつが無目的に散財した時、金もモノも両方残らないという事態に見舞われる。

 自分の想いを書き溜めたノートは自分の分身だ。形あるものとして残り、絶対に裏切ることはない。結局のところ、エンディングノートとはこれが発展したものだ。最初は走り書き程度で十分(余談を挟みたい。ノートに書いたことも状況が変われば気軽に横線で消せばといいか、と思うのだが、自分の手を使って自分のために書いた文字は不思議とこれができない。右手が動かないんだ。やってみれば分かる。他人のための文章ならカッコをつけるためにいくらでも修正できるのにな。経験から学んだ知識である)。とにかく普段からノートに文字を書くクセをつけておくといいだろう。人生終盤までに幸運にもちょっとした財産を残せたとして、いきなり家族のためにリアルに効力のある相続の書類を作ろうとすれば、相応にカネのかかる一大事業となる。集めなければならない書類や情報も膨大で、なかなか骨の折れる作業だ。このタイミングでいきなりドラえもんよろしく「エンディングノォートォー!」と言って人生を総括しようとしても混乱は必至なのである。

 もし「書き記す生活」から離れているならばちょっとした資本投下と思って、まず一冊ノートを買おう。悪い結果にはならないと約束する。ちなみにオレのノートのある一冊、最初のページにはこう書かれていた。行動指針のようなものか。その日、自分とそう契約したのだろう。もちろんきちんと守っている。

「1、迷ったら無理して2つとも買うこと。
 2、コレクションを作らないこと。

 3、クルマは2ドアのクーペに乗ること。」

(※2〜3のスペース原文ママ)



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by hoo-ja986 | 2018-03-21 20:47 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![46]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第46回!
なんか外に出ると鼻水出るし、目も少し痒い。
でも絶対に花粉症じゃない!絶対に違う!


 
断捨離できません。思い出の品もいっぱいで、片付け上手になるにはどうすればいいですか。
もっちーず(34歳・女)


 ただ気に入ったモノを溜め込み隙間なく並べることを楽しむのは人生の前半までだ。頭のどこかで手持ちを減らさなければという囁きが聞こえ始めたということは、オレたちの生活の半分は喪失でできているということがわかってきたからだ。日本の住宅事情を考えると家を博物館にすることはできない。大英帝国時代にイギリスの貴族階級で芽吹いた収集と分類の学問である博物学は人類にとって意義のあるものだが、展示のボリュームが優先され、これを真似ると家がたちまちヴィレッジヴァンガードになってしまうだろう。ミロのビーナスの両腕の欠損が人々を惹きつけるように、あえてその証拠を隠すことによって思い出がより生き生きと輝き出すことだってあるんだ。

 参考として読んでほしいのは近代歴史上の人物が書いた獄中手記である(たとえ罪を犯した者の言葉でも、社会にとって必要性が認められれば販売を続けるという懐の深さが日本の出版業界にはある。ちなみに思想的に本当にヤバイ本は意図的に一般人が二の足を踏むような異常に高額な定価が設定されている。これも出版社の良心である。注意したいのは獄中で書かれたやつを選ぶということだ。出所してから企画・執筆されたものはタレント本と変わらないものも多い)。監獄という世間から隔絶された場所で綴られる文章は圧倒的である。自身は有罪判決で投獄されており社会的マイノリティーであるゆえ、世間の物差しという補助器具にはいっさい頼ることができない。使える道具は冊数の限られた本とノートと筆記具のみで、論理のほぼ全てを自分の頭で構築しなければならない。娯楽や快適性ゼロ。スポンサーも出版の希望もない。読者にしてみてもその文章がどこに辿り着くのかもわからない。それでも著者と読者がこれほど接近できる本は獄中手記をおいて他にない。現代ならば千利休より獄中手記だ。

 極限に削り落とされた空間で著者とサシで向き合ううちに、正義とは、社会とは何なのか、自分の価値観が何度も崩壊するだろう。そして読後にはその文章に対する判断もすべて読者自身が下さねばならない。これがなぜ断捨離に効くかといえば、まさに価値観の再構築こそが断捨離だかである。モノというのは思い出の「パッケージ」に過ぎない。だから重荷に感じたら捨ててしまっても問題はないんだ。その出来事が自分にとって本当に大切なことなら忘れない。また記憶を美しく磨いてくれるのは思い出の品ではなくむしろ時間である。そして忘れるな、思い出は過去だけでなく未来にもあるものなんだ。







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by hoo-ja986 | 2018-03-08 18:16 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![45]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第45回!
やっと春を感じれるようになりました。家が古いので冬は常に床冷房状態。
今年は寒くなる前にラグ買おう。


 
私は怒りの感情をコントロールすることが苦手です。去年の夏、世間を騒がせた女性議員みたいにならないためにはどうしたらいいですか。
リッキー(33歳・女)


 「怒り」っていう感情はだいたい自分と似た人間に抱くものだ。アンテナの共鳴現象みたいなもんだな。実は性格の異なる者同士では、互いに理解できないことをよく理解しているから、それほど大きな争いに発展しない。だからもし他人から何かをされて(もしくは何かをしてもらえなくて)不快に感じた時には、自分にも同じ傾向が少なからずあると思った方がよい。というか、そう考えた方がその事案から少しでも学ぶ機会を持つことができる。「もしかしたら自分も普段同じことをやってしまっているのではないか?」と。

 自分が怒りっぽい性格と思うのなら、世間に期待をするのをやめてしまおう。残念ながら世の中は怒りっぽい人間が満足する水準では動いていないのだ。では世界はダメなことだらけかといえば、決してそんなことはない。リッキーが怒りを感じてしまうことを「ありがたい」と感じる人間は確実にいる。最近怒りっぽいなと感じた時はダイエットで食べる量を減らして胃を小さくするように、満足の水準を徐々に下げてみよう。ダメなのはストレス解消として「自分にご褒美」的な贅沢をすることだ。金を使って心を満たしていると、逆に満足の水準が天井を突き破って上がっていくだけでなく、サービスと好意の区別がだんだんとつかなくなってくる。人間関係の基本は「ユルさ」だ。誰彼構わず高級ショールームのような完璧な対応を求めても疲れてしまうのは自分だぞ。

 それに怒りの感情ってのは脳の動きを決定的に乱してしまう。まず相手を激怒させて思考の論理性を奪うのはディベートの基本戦術だ。数ある感情の中でも怒りは最も簡単に人から引き出せるしな。「お前の母ちゃんで〜○〜そ〜!」と同じ機能を持つスラングが世界中あるのはそういうことだ。怒りで相手を組み敷いてやろうと考えている人間ほど、スキが大きくなるので十分に気をつけてくれ。







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by hoo-ja986 | 2018-02-22 19:46 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![44]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第44回!
アツヲの話はどうでもいいけど、
今日クルマのタイヤがパンクしててビビった〜。


 
子供を連れて愛媛県に移住するの予定です。実家が愛媛にあるので何度も来たことがあるのですが、完全移住となると不安がいっぱいです。
あきえ(26歳・女)


 あきえの移住を心から歓迎しよう!地域やコミュニティというのは一定の割合で流動がないと、流れが淀み、閉鎖的で不健全な空間になってしまう。だから外の土地から新しい人間が入ってくるというのは我々にとっても嬉しいイベントだ。

 実はオレ自身も外から愛媛にやってきた。住み慣れた場所を離れる寂しさは大変なものと思うが、その切なさこそが日々の彩りの素となるので大切にして欲しい。土地に溶け込むことばかりにエネルギーを取られて、自分が以前住んでいた街のこと、その誇りを忘れてしまわないように。精神さえ健やかでいることができれば過去の記憶は良い思い出だけを残して風化してしまう。これまでに暮らしたいくつかの街を思い出しながら過ごす日々がいかに甘美なものか、住む土地を変えた者はみな良く知っているし、もし今回が初めてならばいずれ気づくはずだ。

 少し時代が変わるが、ディズレーリ首相の話を贈ろう。外から来た者と聞いてオレが真っ先に思い出すのが、イギリスの首相ベンジャミン・ディズレーリのスエズ運河株式買収(1875年)のエピソードである。19世紀の中頃フランスがエジプトとの共同プロジェクトとして整備したスエズ運河は、イギリスが地中海から植民地のあるインドやアジアまで一直線に抜ける超重要航路だった。ここが使えないとイギリスの船はアフリカ大陸の喜望峰を周る必要がでてくる。スエズ運河の大株主でありライバルでもあるフランスの顔色を常にうかがう必要があり、長年イギリスにとっては大きな悩みとなっていた。

 1875年のある日曜日、ライオネル・ロスチャイルドという銀行家と食事をしていたディズレーリは、約半分のスエズ運河株を保有するエジプトが財政難でそれを全て売却したがっていることを耳打ちされる。閣僚への確認もそこそこに即決で買収を伝えるが、タイミングが悪いことにその日は議会が休会中で政府から買収のための400万ポンドを準備することができなかった。しかしディズレーリの機転で買収案を持ちかけた当のロスチャイルド銀行からその400万ポンドを借金をすることにより2日間で買収を完了させてしまう。電光石火、フランスが交渉のテーブルに着く隙はなかった。このスエズ運河株式の買収で周辺国への大きな発言権を得ることに成功したイギリスはその後帝国としての地位をさらに固め世界への躍進してゆくこととなる。

 この話の重要なポイントは、ディズレーリが当時世界中で迫害を受けていたユダヤ人だったということだ。イギリスも数百年にわたるユダヤ人の入国禁止を政策として行っていたが、それを少しずつ転換し、最終的にはユダヤ人に行政のトップである首相を任せるまでの決断を下す。イギリスほど伝統を重んじる国が他民族に政治を任せるなど異例であり、一部では当然反発もあった。ましてやディズレーリは名前がすごい。Disraeliと綴るが、D(より来た者)とisraeli(イスラエル)という意味で、聞いた瞬間にユダヤ人とバレバレ。「ユダヤ太郎」みたいな感じだ。

 さて、議会が再開されるまでの短期間とはいえ400万ポンドもの大借金をする際の担保としてディズレーリはロスチャイルド銀行に何を差し出したのだろうか。それは「大英帝国」だったと伝えられている。相手のライオネル・ロスチャイルドが同じユダヤ人だったということも大きな理由ではあろうが、どちらにせよ生粋のイギリス人には絶対にできない交渉であったことは確かである。

 よそ者の利点とは一歩下がって外からの広い視点を持つことができるということだ。あきえにしか見えない愛媛の姿がきっとあるはずだ。時に共感を得られず孤独を感じることもあるだろう。切ない。だから見える景色が美しい。大いに活躍し、大いに楽しんでくれ。




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by hoo-ja986 | 2018-02-07 22:24 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![43]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第43回!
昔はちょっと可愛いだけで「町のマドンナ」だったのに、
今は芸能人美女と強制対決。嗚呼悲しけり。


 
結婚して十数年経ちますが、未だに旦那にときめいています。キモいと言われそうで友達には言えなくてモヤモヤ。
焼肉たろう(29歳・女)


 特に友達に言う必要性は感じないが、人は何かにときめいている状態が一番強い。最強のシェルターは結局のところ自分の好きなものだ。たとえ社会で全てを失ったとしても、家にこもって自分の好きなものをウットリ眺めていればなんとか生きていける。それもそこそこ幸せに生きていける。なのに現代は「地位・お金教」にハマって、その結果、一番大切な自分の好きなものを見失ってしまう者のなんと多いことか。権力や資産額を追いかける行為には永遠に終わりがないので行き着く先は疲弊しかない。生きているうちに小さな満足を重ねることが大切なのだ。その点で焼肉たろうは旦那を見ているだけで幸福になれるのだから、恐れるものは何もない。ネットでイケメンの画像などいくらでも探せる中で、自分の旦那を世間のモノサシで測らない独自性と、旦那にしかない良さを仔細に観察して見つけ出せる思考の柔らかさがあるのだろう。

 現代社会では多くの人が得体の知れないストレスに悩まされている。自分より恵まれている人間の情報が簡単に手に入るからだ。画像や動画つきで具体的に見せつけられると、相対的に自分の暮らしが途端にみすぼらしく思えてくる。現代の日本は有史以来もっとも物質的に満たされているというのに、自分の足元が見えなくなってしまうんだ。情報にはそういう危うさがある。いいか!インスタグラムなどにひたすら高級なものを並べただけの写真がアップされてたりするが、あそこにセンスはカケラもない。センスというのはお値段以上の価値を自分独自の視点で見つけ出すことなのだ!よって焼肉たろうの旦那をときめきの対象たらしめているのは、焼肉たろうの持つセンスなのだ!

 焼肉たろうの幸せのためにもぜひ、恋から覚めず旦那にときめき続けてほしい。それにしても、なんとも幸せそうなペンネームである。貴様が本当に好きなのは焼肉の方だろう!!旦那に焼肉屋にでも連れて行ってもらえ。

 




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by hoo-ja986 | 2018-01-24 20:34 | アツヲ@営業部 | Comments(0)
アツヲに訊け!スーパー![42]
   
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いつか何かの役にたつ「アツヲに訊け!」のスペシャル版!
「アツヲに訊け!スーパー!」第42回!
アツヲよ!オマエはモンハンをしたことがないから
あの沼の深さを知らないのだぞ!



 
受験生の息子が、毎晩狩り(モンハン)に出かけて深夜まで現実世界に帰ってきません。
なっちゃんママ(43歳・女)


 息子だって机に向かって受験勉強に励まなければいけないということは十分承知のはずだ。ゲーム機から手を離すことが出来ない自分に苦悩すらしているかもしれない。これは当然であり、理由は簡単だ。この社会ではルール無用の様々な戦いを勝ち抜いた本当に賢いやつが人気のサービスを生み出し、利益を上げている。人が何に魅力を感じて、抗い難く中毒性を持つのかを熟知したやつだ。そんなやつらが磨き上げたシステムに、10代そこそこの若者が敵うはずはない。

 むしろ人間がどのようなプロセスを経て何かにハマって具体的にどういう症状を発するかという体験を積むにあたり、モンハンは優れたとまでは言えないが一種の教材だ。なぜなら「ハマる体験」は成長における必須科目だからだ。

 親の保護から離れた人生ではあらゆる場所にぬかるみが用意されている。そしてぬかるみの隣はまた深さや種類が異なる別のぬかるみでしかない。そこにハマってしまった時いちいち「なんだか足が重いぞ!?」ともがいていては身がもたないのだ。早めにぬかるみの歩き方、そして付き合い方を覚えさせたほうがよい。いわゆる免疫というやつだ。

 少し見渡してみればオレたちの周りには、くるぶしまで泥に浸かっただけで生活を思うようにコントロールできなくなってしまう者がいる一方で、泥沼に頭のてっぺんまで浸かってなお平気に生きている者もいる(おそらく中で商売でもしているのだろう)。ごく少数、外の世界に目もくれず沼に深く潜りまくるやつもいるが、アスリートや研究者として名を残す偉人たちはこのカテゴリーに属していはずだ。

 息子がモンハンの沼から何を得て這い上がってくるのか、そしてどう折り合いをつけるのか、無責任なようだがオレにはわからない。しかし二十歳を過ぎてしまえば好むと好まざるとに関わらず親は子供に責任を持つことができなくなる。受験が近づいてくるのはむしろ好都合。無情に流れる時間と成果の間で得られるあのヒリヒリとした感覚をたっぷり味わえるだろう。ということでしばらく様子見。




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by hoo-ja986 | 2018-01-10 21:14 | アツヲ@営業部 | Comments(0)